④ いとしのがらくた姫たち

f:id:phorton:20150726111656j:plain

 ここに紹介するのはわたしが以前ある目的のために制作した姫たちである。

急ごしらえで、かなりいいかげんな作りなのだが、わたしにとっては自分の分身のようなものだ。

 しかしいったん作り出されたものは、制作者の意図とは関係なく存在する。

この世に生を受けたものは神に逆らう動きをする場合もあるのだ。

 作った夜、枕元に置いて寝ると、暗い部屋のなかで動く気配を感じて、不覚にもおののいた。

恐れる必要はないのだ。わたしの一味なのだから。

 彼女たちを、がらくたと呼ぶのは不憫であり、わたしの胸の奥に小さな痛みが残る。

 そこで彼女たちにも陽の目を見せてやることにした。

 

この姫はかなり軽快な動きをするのだが、実はかなり小さい。

20cmくらいなので、速い動きだと虫が動いているみたいに見えるかもしれない。

f:id:phorton:20150726111807j:plain

 

なんだか五寸釘を打たれそうだ。       この姫はかなりイタイ娘だ。なんとか

                                                          してやらないと     

f:id:phorton:20150726111958j:plain           f:id:phorton:20150726112119j:plain

 

この姫は一応ピアノが弾けるのだ。しかしその姿を見て、われながら笑ってしまった。

どう見ても冗談としか思えないのだった。

 f:id:phorton:20150726112351j:plain