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⑥ 動力源

 これは動力源です。六年前、試験的に作りました。

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 この円柱状のものがメインです。側面の穴から棒が出ます。

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 円柱状のものを回転させると、下にぶら下がってるグレー色の板が動く。

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 さらに回転させると 、再びグレー色の板が動く。

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 この繰り返しなのですが、もう少し詳しく見ましょう。

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 円柱を回して、六本の棒の列が真下へ近づくと、重みで外に出て、六枚の板に当たる。そして板が動く。

f:id:phorton:20150607200509j:plain  棒が当たって板が動く

 板といってもビニールなんですがね。

f:id:phorton:20150607200837j:plain 次ぎの列の棒が出る

そのまま円柱を回せば、次の列の六本の棒が外に出て、六枚の板に当たる。そして再び板が動く。

f:id:phorton:20150607200929j:plain 再び板が動く

 棒は円周の四箇所に90度間隔で四列あるので、円柱を1回転させると、板は四回動く。

 外に出た棒は上方へ来ると重みで中に引っ込む。下方に来ると再び外に出る。

 棒にはネジの頭のようなものが付けてあるので、円柱から外れない。

 図解しますと、だいたい下のようなことです。

f:id:phorton:20150702020705j:plain  円柱を横から見た図

 回転軸(中心軸)は五ミリの鉄心ですが、直径三センチの丸棒を輪切りにして、鉄心にさしてあります。外に出た棒が中に戻るとき、このに当たる位置で止まります。このとき棒が中にうまく収まる長さにしてあります。

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 棒が短すぎると、先端が穴の溝に引っ掛かって外に出てこなくなる場合がある。

f:id:phorton:20150702021114j:plain  棒が輪に当たって止まる。

 

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   指で棒を押し込んでみる。

 

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輪に当たって、これ以上奥へ入らない   

 

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手を離すと、このとおり重みで下に落ちるが、円柱からは外れない。

 

 さてここで紙が登場します。破けにくい紙を使います。

 この円柱に紙をベルトのように装着します。円柱を回転させながら、装着した紙を円柱とは別のもので巻き取ります。円柱で巻き取るのではありません。下図のようにです。

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  紙にはあらかじめ穴を開けておきます。円柱の穴の位置と一致するように穴を開けます。穴を開けておくと、そこだけ棒が出ます。穴を開けておかなければ棒は出ません。

f:id:phorton:20150702050337j:plain 前面    f:id:phorton:20150702050629j:plain 真横

 図にあるように、前面のてっぺんに紙が巻いてある部分があり、背面のてっぺんに紙を巻き取る部分があります。

 (写真では見えませんが、動いた板を静止状態に戻すストッパーが背面の下方に付いてます)。

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 ほんとうなら、 円柱の端に歯車みたいなものを付けて、紙の端にも細かい穴を開けて、両者をシンクロさせますが、そこまでやらなくてもとりあえず動きます。

 最初だけ棒を紙の穴に差し込んでおけば、そのままシンクロして動いて行きます。

 

 では実際に紙を巻き取ってみましょう。 

 一列目の穴から棒が二本出ています。互いの距離が離れてます。上方にも二列目の穴が見えます。

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 一列目が真下を通り越すとき棒は二本なので、二枚の板に当たり、当たった板が動きます。上方にあった二列目の穴は水平位置を通り越します。

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 二列目の穴が真下に近づいて棒が出てきます。今度のも二本ですが、互いの距離が近いです。そして上方には三列目の穴が現れます。

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 二列目が真下を通るので板が動きます。棒と棒の距離が近いので、動く板と板の距離も近いです。穴の位置によって動く板も違うわけです。三列目の穴が水平位置を通り越します。

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 三列目の穴から棒が出てきました。以下繰り返しです。

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 正面から見ると、こんなかんじです。

 左から1~6まで穴に番号をつければ、今棒が出てるのが26で、紙の穴が見えてるのは35です。ドレミファソラなら、レラとミソです。

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 26の棒が板に当たりました。35の穴は水平位置に来ました。

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 35から棒が出ました。上には15(ドソ)の穴が見えます。穴は一列に何個開けてもいいわけで、開けたところから棒が出ます。

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 自動演奏機器で円柱形のものをテレビで見た覚えがあったので、別のことに動力として使えないかと思い、単純な構造で作ってみたものです。

 板の先端の触れ幅が10センチ程度なので、糸を付ければ、手のひらサイズの人形の手足なら動かせます。

 玩具のピアノを分解して細工をすれば、音楽の演奏も可能です。これだと六音しかつかえませんが。

 円柱の端に紙とシンクロさせるための歯車みたいなものを付ける必要はあるのですが、そこまで作る前に中断したままになってました。

 実はこれ、円柱に棒が出入りするときに、ぶつかって止まるときの音が結構響くのです。カスタネットが一斉に鳴り響く感じなので、まるで打楽器みたいです。

 スポンジとかを緩衝材に使えばなんとかなると思うので、いずれ再開するつもりです。