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⑦ ビワのドライフルーツを作ってみた

 先月の話ですが、ビワのドライフルーツを作ってみました。

 わが家にはビワの木があります。今年は不作でした。

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 それでもまあこんなかんじになります。間引くことはしませんが、だいたい一般に出回ってる大きさになります。

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 六月下旬まで木に残ってカンカン照りにさらされた実は、赤い斑点が出て、それは缶詰のような甘さになりますが、そうなる前にほとんどの実は落ちてしまうか、鳥につつかれてしまいます。木から落ちずにそのまま腐ってしまう実も多いです。

 現在ある木は25年ほど前に植えたものですが、子供の頃は庭に房州ビワの木がありまして、それは実がもっと大きかったと思います。物心ついた頃、わたしにはビワは身近な食べ物でしたが、ビワはほんとうは庭に植えるものではないという謂れがあるような事を母が言ってまして、どうなんでしょうかね。

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     1960年(昭和35年)頃の庭の房州ビワの木。現在はない。

 

 ビワは足が速くて、すぐに悪くなるので、ビワ酒を作ったりしてたのですが、ビンが増えると重くて床が抜けると母が言うので、ドライフルーツにしてみました。

 ビワを熱処理することは以前にもやったことがありますが、完全なドライフルーツを作ることにしました。何が完全なのか分かりませんが。

 

 実を縦に二つに切って種を取り、皮を剥き、皿にいれます。あまり重ねないほうがいいです。

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 わが家にはオーブンレンジがないので、電子レンジを使います。

 二皿ずつ電子レンジで2分ほど加熱します。すこし汁が出ます。そのまましばらく余熱で放っておきます。熱がさめたら再び過熱します。これを繰り返します。

 レンジで実を乾燥させるというより、皿を熱くして余熱で実を乾燥させます。

 ワット数の違いもあるので、加熱時間は2分にこだわる必要はありません。要は皿が熱くなればいいのです。ちょっと長く加熱すると汁がどぼどぼ出てくるので、なるべく汁が出ない程度に抑えます。少しの汁なら皿が冷める間に、実に再び吸収されます。

  加熱時間は実の様子を見ながら減らしていきます。2分 1分半 1分というかんじです。水分が抜けてくると、焦げやすくなるので、この時間短縮は重要です。秒単位でしたほうがいいです。

 蓋は最初はしなくてもいいですが、水分が抜けてきたら加熱するときは蓋をして、過熱の後すこし間をおいて蓋をとります。こうしたほうがカサカサにならず焦げにくいと思います。

f:id:phorton:20150726015347j:plain 調理前

 夜には一応ドライフルーツみたいになりました。あまり綺麗に見えませんが、写りが悪いと思ってください。この時点でもう完成にしても十分です。

f:id:phorton:20150726015433j:plain 調理後

 

 翌日お日様に干してみました。ザルだとベトベトしそうなので、皿のまま干しました。塀の上に並べました。落ちるともったいないので真似しないでくださいね。

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 ひっくり返すとこんなかんじ。これは実の外側です。このまま無事乾燥が終わればいいのですが。しかし蟻がやってきました。

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 そこで車の屋根にのせました。すると蟻がきませんでした。車の外装が熱いからでしょうか。あるいは上りにくいのでしょうか。車の塗装が気になる人は真似しないでくださいね。

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 片側を日にあてたら、割り箸で一枚一枚ひっくり返して反対側も日にあてます。

 そういえば忘れてましたが、鳥は来なかったみたいです。加熱したからでしょうか。

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 取り込んで冷めてから、再度レンジに軽くかけました。最後の殺菌のつもりです。ちょっとやりすぎるとホントに焦げるので、やらない方がいいかもしれません。

 平たいタッパに入れます。ビワの表面の粘着力が残るので、ビンに入れると実が全部くっ付いてしまって一つ一つを取り出すのが面倒です。薄くて大きいタッパがいいです。

 味比べのため、一皿ずつ別々の容器に入れて、冷蔵庫で保存しました。、

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 このくらいが無難な出来でしょうか。棒は割り箸ですよ。

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 これはかなり乾燥してます。お菓子っぽいです。

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 全体的に少しやりすぎたようです。ちょっと硬くなったものもありますが、口の中に入れていると溶けてくるので、ふつうに食べられます。

 レンジを使わずに日干しだけでも少し作ってみました。こちらは味が強いです。汁が漏れないからでしょうか。でも何日干しても簡単に乾かないので、痛むのが気になります。それにビワの収穫期は雨が多いし、大丈夫でしょうか。結局全部食べてみましたが、お腹が痛くなったりはしませんでした。個人差があるでしょうけど。

 レンジではどうしても汁が出てしまいますが、味はむしろまろやかです。干しぶどうみたいです。焦げかけたものもそんなに気になりません。いくらかコーヒーのような苦さがある程度です。 

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 だいたいこのくらい実はしぼむということですね。