⑮ 毛虫の子供は葉を食い散らかす

 初夏になると、庭の桜の木に虫が出始めます。

 虫が出始めの枝は最初に、葉が薄く透けるように見えてきます。虫が小さいうちは、葉の表裏全部を食い尽くすことはあまりなく、葉の表面を齧るかんじのようで、それで葉が透けて見えるのです。

f:id:phorton:20180617080917j:plain

毛虫の小さいのが密集してると、ちりめんじゃこみたいです。

f:id:phorton:20180617081239j:plain

 で、こういう蜘蛛の巣みたいな綿菓子みたいなものを作り、その後、別の場所へ移動します。齧られた葉は枯れて茶色く変色します。このときはすでに虫は移動した後です。食べ残したまま食い散らかして逃亡するのです。

f:id:phorton:20180617081414j:plain こげ茶色のツブは毛虫の糞

 忙しさにかまけて、注意を怠っていると、いつのまにか枯れて変色した葉っぱが、あちこちに増えていくので、地道に駆除しなければなりません。

 薬剤は使わず、高枝挟みを使って、侵された葉だけをちまちまと切り落とす作業です。でも実際は余計に切ってしまいます。高い所の枝葉が密集してると、虫に侵された葉がどの枝に生えてるのかよく分からないのです。

f:id:phorton:20180617082213j:plain

 こういう地道なやり方を始めた頃はイライラして辛くてしょうがなかったのですが、もうすっかり慣れました。というか面倒くさくなると途中で作業をやめます。毎日ちょっとずつ、気が付いたときにやってます。

 挟みが届かないところは諦めます。脚立を使えば届くところもありますが、脚立をいちいち移動するのが面倒くさいです。それに多少は毛虫の食事処も残しておいたほうが良いような気がします。

f:id:phorton:20180617082403j:plain 屋根に枝葉がかかっている

 二階のベランダから屋根に乗り、届くところは駆除します。屋根から落ちないように足元には注意します。もし下へ落ちたら、毛虫の呪いだとか思ってしまいそうです。でも冷静に落ちれば大丈夫のはずです。以前はよくここから飛び降りてましたから。でも年のせいで足の骨が弱くなっていたらマズいですね。とにかく危険な事はやめましょう。